パンのかけらとちいさなあくま

自分は、読み聞かせボランティア活動をしています。あちこち出かけるわけではなく、地域の小学校へ行っています。

基本は木曜日の朝、1時間目が始まる前に8:30~8:45くらいの間で活動しています。

年明け最初の読み聞かせは、大雪のため休校があり、学校再開してからの第3木曜日となりました。

ゆったり読んで8分半くらいでした。

5年生のクラスでしたので、少し長くて意外なストーリー展開を、という想いでこの絵本を選びました。
ちいさなあくま、とタイトルにあるように、出てくる悪魔の子はイタズラが大好き。正直で働き者のきこりに、イタズラをして得意げに家に帰ります。すると、大きな悪魔たちから大目玉をくらうのです。

リトアニア民話に出てくる悪魔たちは、私が持っていたイメージとは少し違いました。ただその気持ちのまま読むのは、子どもたちに気持ちを押し付けてしまうことになってしまいます。読み聞かせでは淡々と読んでいきました。
じっくり聞いてくれていた子どもたちは、「あれ?」「なんか思ってたんと違う」と呟いてくれました。悪魔にもいろんな悪魔がいるし、民話に出てくる悪魔がみんな悪者というわけではないということが伝わったようで、よかったな、と思っています。

次に読んだのは、初版が1977年とかなり古い絵本でしたが、今と変わらず仕事をするお医者さんのお話です。

時間調整できる絵本です。
読みたいページを選び5分で読みました。

ここ呉羽地域には、里山を利用して作られた富山市ファミリーパークという動物園があり、子どもたちも小さな頃から遠足などで親しんでいます。富山市ファミリーパークにいる動物を中心に、読み聞かせをしました。

動物園の仕事は、知っているようで知らなかった子どもたちが多いようでした。
見開きページで紹介するのは知っている動物ばかり。はじめは、「あ~、あの動物ね」みたいな雰囲気が伝わってきました。
でも彼らをお世話するお医者さんや動物園の職員さんの話になると、「へぇ~」という雰囲気に変わっていきました。野生の動物はテレビや動画で観て知っているようでも、動物園で野生のように暮らすことはできません。人間の手が色々と必要なことがわかってもらえました。動物園がなぜ必要か、という話までは出てこない絵本ですが、小学生に対してはこれで十分かと思います。

小学生も高学年になってくると、だんだん動物園から足が遠のくようになるものですが、幸い、富山市ファミリーパークは校区内にあり、自転車で行ける距離。動物への愛情や関わりを通して、人間を含めた生き物や地球に、想いを寄せてくれるようになってくれたら、と心から願っています。