ぼくのたび

コロナ感染予防のために、読み聞かせボランティア活動も自粛中です。今回は、読み聞かせに使いたい絵本について書きます。

『ぼく』の仕事場はホテルです。毎日いろんな国や地域からいらっしゃるお客様をお迎えして、送り出して、掃除をしたり給仕をしたり。仕事をしながら、お客様から遠い国やいろんな場所の話を聞きます。代わりに『ぼく』のいる小さなまちの話をします。

夕方、仕事がひと段落すると、泊まっていかれたお客様からの手紙をいつもの場所で読みます。夜眠るときには、お客様からの話や手紙を思い出して、自分も旅に出る夢をみます。自由になって、行きたいところへ行き、会いたい人に会う。その旅の間、思いもよらないことが起きるとそれをじっくり味わいます。

この絵本は、子どもに読み聞かせるのも楽しそうですが、できれば、旅するのが難しくなってきた方々とじっくり味わってみたいな、と思っています。

地域のお一人暮らしの皆さんが集まる、お楽しみ会食会なんかでやってみたいなぁ、なんて。

3月の終わりから、農作業が忙しく、なかなか絵本選びができませんでしたが、この梅雨の時期にきて農作業もひと段落。絵本の中の『ぼく』と同じく、自分もお気に入りのアトリエで絵本選びを始めました。

秋からの読み聞かせ活動に備えて(第2波がきたら延期だけど)、少しずつ面白いと思う絵本を探しておこうと思います。

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