自分は、読み聞かせボランティア活動をしています。あちこち出かけるわけではなく、地域の小学校へ行っています。
基本は木曜日の朝、1時間目が始まる前に8:30~8:45くらいの間で活動しています。
今回は4年生のクラスに読み聞かせをしました。
まずは不思議なものが好きな子どもさん向けにこの本を読みました。UMA(未確認動物)という言葉がありますが、読み始めてすぐに「あ!UMAの話や!!」と反応してくれた子どもさんがいました。詳しい子どもさんは読み手よりもずっと詳しいUMAの世界。すぐ反応あったことが嬉しいような、嬉しくないような・・・そんな緊張感がありました。
ページをめくるごとに、「え~!?」とか、「そうそう」などと声が上がりました。読み終えた後、リクエストに応えて、子どもさん達が知らなかったものを裏表紙を使って解説しました。知らないものがあってよかったです。
次の絵本は、「ボス・ベイビー」というアニメ映画を参考に選びました。
「あかちゃん社長がやってきた」 という絵本の続編なのですが、表紙を見せただけで、「ボス・ベイビー?」と、聞いてきた子どもさんがいらしたので、「あのアニメ映画、オバちゃんも観たよ~。面白かった!」と話してから読み聞かせました。
下にきょうだいがいたり映画を観た子どもさんにとっては『あるある』なストーリー展開です。けれども、クライマックスとなる新社長(赤ちゃん)と元社長(ボク)が仲良くなる場面になると、文字がありません。
読み手がじっくり待つ時間です。この時間に子どもさん達の顔が見られない(読み手は聞き手と同じく絵本を見つめています)のは辛いですが、辛抱のしどころです。
子どもさん達の息づかいと思わず出た声で「あ~、そうか」というのがわかると次へ読み進めます。
絵が動かず、音も言葉もないのにストーリー展開がわかる体験=映画とは違ったクライマックス体験、を楽しんでほしいと思っています。
読み聞かせの対象としての小学校3~4年生は、率直でシビアな反応が返ってくる学年だと感じています。ある程度学校にも慣れてきたけれど高学年のような責任ある役割はまだ、という印象です。幼い人から子どもになったな、という印象もあります。そんな彼らに対して、読み手がどんな絵本を選んだらいいのか、毎回悩みます。
読み聞かせの絵本選びは、悩むことが大切だと思っています。正解はあってないようなものではないでょうか。
今回のクラスに限っていえば、上記2冊の絵本は楽しんでもらえました。ラッキーだったな、と思っています。
お疲れ様でした。
小学校34年生は思春期の入り口に入る子もいればまだ幼いままの子もいて、クラスの中の精神年齢のばらつきが大きいような気がします。そろそろ難しいお年頃♪
子供たちが絵本を楽しんでくれて良かったです(^o^)
コメントありがとうございます。
そうですね、そろそろ難しいお年頃、だと思います。
楽しみたい気持ちと、そうそう大人の思うようにはなってやんないぞーという気持ち、でしょうか。
先生ではない、地域のおばちゃんなりに寄り添っていこうとおもってます。