苺いち絵のハンドメイド品。着物をリメイクして作るものもあります。今回は、ある着物をいくつかのハンドメイド品にリメイクしたことを紹介します。
今回は、以下の着物をリメイクしました。

左:着物は単衣の濃い紫 右:表側と裏側の様子

はじめは水が濁りますが、濁りがなくなるまで数回繰り返し、
風通しの良い場所で日陰干しします。

着丈86cm、ウエストは68cmです。

腰の紐はどこでも結べるように長めの120cmです。

ウエストは3か所ホールを作ってあるので
下に履くものやインするトップに合わせて調節できます。


内側にポケットを一つ付けてあります。

Bookカバーを作りました。

着物の余り生地と藍色の麻生地を表布に
裏は紅色のポリエステル100%の生地を使いました。
表紙側の藍色の麻生地にはミシンで模様縫いをしました。

表は着物の余り生地のほかに、半幅帯や赤地の着物のハギレ、
茶色のベルベットのハギレを使いました。
ベルベット生地には柿渋の染め糸で樹を刺繍しています。
裏には藍染めの着物ハギレを使いました。
栞紐には、recraさんのkimono yarnを使っています。

着物の余り生地は裏をメインに使いました。
表はうぐいす色の着物や赤地の花柄の着物のハギレを使っています。
表紙部分にペン差しを縫い付けています。
アクリル毛糸でアフガン編みした長方形にトップだけ藍色のハギレを縫い付け
抜き差ししやすく、素朴な感じのするペン差しにしています。

表に着物生地をメインに前述の花柄の着物のハギレをつなぎ、
裏には赤紫色の麻糸をメインに使ったクラッシュ生地(古布です)を
使いました。裏生地のおかげか、肉厚の手触りです。
まだ少し、着物の生地が余っていますので、これからも少しずつパッチワークに使っていこうと思います。布のこと、まだまだ無知で説明がうまくできません。写真撮影技術も素人なので、なかなか生地の質感などがお伝えできていません。勉強を続けながら、それでも自分は今できることを発信していきたいと思います。
次は着物をワンピースやチュニックにリメイクした記事を書けるように、またコツコツ手仕事続けていきます。