早いもので今年も1か月が終わろうとしています。大雪で仕事も暮らしもバタバタと振り回されたひと月でしたが、2度目の大雪警報も解除され、ほっとしています。今月は年明けから多数のふる本を買い受けできました。
苺いち絵では、店主がのんびり作っているフライヤー(季刊)があります。商品をご購入いただいたお客様や買い受けさせてもらえたお客様に配布しているA5サイズの小さなフライヤーです。
A5サイズとはいえ、その季節ごとに記録したい暮らしのこと、商品のこと、季節の移り変わりなどをギュッと凝縮させたように載せています。ブログやtwitterで発信することも好きですが、名刺をもたない店主としては、名刺代わりに自己紹介しているつもりで作り、印刷・配布しています。
季刊と書いたのは二十四節気をもとに号名を作っているためです。手づくりのある暮らしを大切に仕事をすすめたいからです。(数字で号数を作るとのんびりしすぎているのがバレバレになっちゃうという理由もあります。(;^_^A)
毎年、気づいた時に作っていたんですが、今年はこれまでを振り返ってみたら、春は立春号がまだだったので、1月の終わりは立春号を作りました。
このフライヤー、元々は、ショップのマスコットをデザインしてくれたNozaki Natsuさん(以下、なつさん)と遊びで作っていたものをショップのフライヤーとして続けています。
始めは、子育て真っ最中だった私たちが、幼い子どもたちが喜んでくれたら、と作り始めたものでした。ネタは、季節ごとのおうち行事、近所の面白い看板や穴場の公園、お散歩で見つけた変わったもの等‥でした。それを絵と四コマ漫画にしたり、やさしい言葉を使って、なつさんと共同で作っていました(当時はA4サイズ)。
4年前、開業する頃には、子どもたちも大きく成長し、すっかり作らなくなっていました。私もなつさんもそれぞれの夢に向かって仕事を進めていたことも理由でした。
苺いち絵のマスコットをなつさんにデザインしてもらうにあたって、心のすみっこに引っ掛かっていた『ほいっぽ通信』を私の独断と偏見で作り続けても良いか聞いてみたところ、快諾してくれたのでのんびり作り続けています。
苺いち絵の商品を手にしたり、縁あって買い受けをさせてもらえた時、『ほいっぽ』を読んだお客様が、“ふっと肩の力を抜いて空を見上げてみる”、“くすっと笑う”みたいな感じになってもらえたらいいな、と思っています。