今回は着物をほどいて作ったガウンコートをご紹介します。
今回も以下の本を参考にしてミシン縫いで作りました。
高橋恵美子先生の本は、使うものや布のこと、基本的なことからわかりやすく書いてありました。
戦後の着物からアップサイクルしたので、反幅もお手本を同じく36cm、お手本と同じ寸法でガウンコートができあがりました。
大島紬(だと思うのですが)は薄手で軽く、羽織るとあったかいです。
ベルトを外した場合、軽くて体型をカバーしてくれるロングカーディガンとして羽織れます。ベルトを結ぶ時も調節次第で体のラインをいろいろと見せられます。
もう一枚のガウンコートをご紹介します。
少し前の着物からアップサイクルしたので、反幅が32cmと狭く、お手本より小さいガウンコートができあがりましたが、お客様は構わないとおっしゃってくださいました。ご家族が着ていらした着物がアップサイクルできたと喜んで頂けて嬉しいです。
苺いち絵では、同じ着物がストックしてありません。それこそ一期一会の精神で布に向き合い、とっても緊張して鋏を入れます。緊張しますが、自分にとっては必要な緊張感だと思っています。これからも一歩ずつ丁寧な手仕事を心がけながら進んでいきたいと思っています。