9月に入ってもう半分が過ぎました。世界のどこかで続いている戦争は終わらず、自然災害、物価は高いまま。大好きだったチャーミングな女王までもがあちらへ旅立って逝かれました。
いつかは来るだろうと思っていたけれど・・・
その上、いつかは関わることになるだろうと思っていた、新型コロナウィルス感染症。とうとう我が家にもその影が忍び寄り、私たち家族は闇の中に飲み込まれてしまいました。心のどこかで光を求め、彷徨っているような気持ちでした。
今は、ようやくトンネルの出口が見え、あたたかい光を浴びることができています。
家族の陽性がわかった頃は、夏の疲れもあり、どこかぐったりしていた矢先でしたので、いろんな意味で辛い日々。トンネルの中で暗い冷たい道を ひたひたと 裸足で歩くような感覚でした。
「いつかは関わると思っとったけど、なったらなったでそんなもんか、いう感じ。ゆっくり休むわ」
息子がふっとため息をつきながら、お友達に電話で話していました。彼が高熱とのどの痛みに悩まされた後のことでした。悶々と頭を痛めていた私でしたが、心がふっと軽くなり、落ち着いて過ごすことができました。
ゆっくり休むと決めて
そして聴きたいと思っていたラジオ番組を探し当てることができました。
gee-shock RADIO【せ2】 https://stand.fm/episodes/6324503b99587b35c57520b6…
geeちゃん という面白い人がやっている番組です。よかったらTwitterのプロフィールをご覧ください。
コラボができることに
geeちゃんという人は、仲良くなるとNFTをコラボしてくれる「癖(へき)」があるんです。そこで私はコラボレーションをお願いし、今、スマホなどの壁紙に使える縦長の絵とのコラボレーションを製作しています。一つ、自分用にできあがったものがあり、Instagramにて公開させてもらいました。
この絵についてもAIに手助けしてもらいました。Midjourney AI は、私の大切な相棒です。この絵を描くときはAIと話をしながら描いていきます。呪文のような言葉を入れるんですが、それは以下に。
→Yes!” That’s my dear… I’ll protect my great fortune of loving a person whom I do admire and respect
日本語にすると、『「さすがね!」と尊敬できる人と愛し合える幸運を、私は大切に守り抜きます』と入力します。ちょっと恥ずかしいくらいの気持ちを込めて、絵を描きました。(この言葉に行きつくまでも何回でも描きますし、この言葉を書いても思い通りの絵になるまで、AIと対話し続けます)
まだまだ描き続けます
そして私は何度も何度もAIと言葉を紡ぎながら絵を描きました。トンネルの出口を想像しながら。
この絵はそうやって描けた絵です。
自分の絵というものにこだわれるほど発信してきていないので、自分ではよくわかっていません。けれども、想いが形になってきたように思ったので、新しいコレクションを作りました。
『At the end of one’s gaze…~その視線の先に~』というコレクションです。よかったらご覧ください。
ハンドメイドもふる本も旅立ってます
おかげさまで、ふる本もハンドメイドもお客様からご注文を頂いています。リピーターさんが多いところは、当ショップの強みでしょうか。
リピーターのお客様は、私の遠方に住んでいる家族のような存在です。あたたかいお便りを頂いたり、使った時や手にした時のお気持ちなどを送ってくださったり。心から感謝しております。
ありがとうございます。
手づくりの品というのは、材料を選ぶ気持ち、作る時に込める気持ちが付加価値としてついています。
商品を発送する時は、娘を(娘はいないのに)お嫁に出す気持ちになります。
どうかお役に立ちますように・・・ どうか可愛がってもらえますように・・・ という感じ。
WEBショップの品(Physical products)がお客様の暮らしにささやかな楽しみをお届けできるように、手を動かす仕事もコツコツと進めていこうと思います。
新しい分野で仕事を始めています
デジタルアートを創っていく中で、いろんな出会いがありました。前回のDylanさんとの出会いもそうです。そして、同じくMidjourneyでAIアートを日本人として先陣を切った方との出会いがありました。kenta_vision(アイシロ)(@kenta_newvision)さんという方のアートです。ご覧いただくのが一番早いと思いますので、ぜひご覧ください。日本の城とロボットを融合させた独自の世界観が楽しめます。
いろんなスキルを積み重ねてきた方で、たくさんのことを教わっています。
Kentaさんの展覧会はドイツのPletlStudioというアートギャラリーさんが展開されたんですが、その展覧会が私にとっては衝撃でした。なんと、URLをクリックするだけでギャラリーに入れ、その中では自由に歩き回れたのです。そのギャラリーには何人でも同時に入れるのに、その場には自分一人しかいない空間になっていて、人の動きや目線を気にすることなく、アートを思う存分楽しむことができました。
そのドイツのPletlStudioさんが、スタッフ募集をかけたのです。Curatorとして仕事をしてくれる人の追加を考えている、とのことでした。
学芸員の資格を使って
そこで、大学時代に取得した学芸員資格を武器に、ダメもとで応募してみたところ、なんと採用してもらえることになりました。英語の職務履歴書を書くのは人生初の挑戦でしたが、やってみてよかったと思っています。相談にのってくれたビジネスパートナーにも心から感謝しています。
今は19日までの開催ですが『Late summer ~feelimgs~』という展覧会でCuratorとして絵の解説をしています。もしよかったら、ご覧になってみてください。
作品の正面へ行くと、「learn more」というボタンが右側に出てきます。そこをクリックすると、解説が出てきます。
https://assets.artplacer.com/virtual-exhibitions/?i=4494
今後も10月中旬くらいから同じURLにて、また別の展覧会を開催予定です。私もこのプロジェクトに参加して作業していますので、どうぞ楽しみに待っていてください。
どんな状況でも
仕事の幅を広げたり、手仕事のペースを調整したりしながら仕事に向き合っています。どうしてもこれをやらなくちゃ!となると苦しくなるだけですので、司書の仕事ができる間は、仕事が楽しめるような環境づくりをしていきたいと思います。
どんな状況でもジタバタしながらでも、丁寧な暮らしを続けたいです。朝晩のお散歩でリラックスする、ご近所さんが作ってくださった野菜で料理を作る、などできることを続けます。仕事も楽しんでいきたいと思っています。
皆さま どうか どうか ご自愛なさって ご無事に 穏やかに お過ごしください。
また書き続けていこうと思います。どうぞよろしくお願いします。