節分を過ぎて、暦の上では春が来たようです。曇り空の延岡ですが、気温はあたたかです。
しばらくぶりに連日ずっと曇り空です。
こうなると快晴だった毎日がありがたかったと感じています。
新作『Light of diverse life』 ~多様な生命の光~
昨年から水の循(めぐり)をテーマにArtworkを続けてきていますが、今年はそれに加えて生命の多様性を描いています。
この作品は、MidjourneyのAIとの協働作業で生まれた作品で、プロンプト(絵を描く時に入れる言葉で、自分がどんな絵を描きたいのかを英語で書いていく言葉のことです)を何度も入れ直し、何十枚も描いた中から2枚の絵を選び出し、合成した絵です。
Procreateという描画アプリ上で、指を使って合成させていきました。
OpenseaでDescription(絵の詳細情報や説明文のことです)付きで公開していますので、ぜひご覧ください。
籠る時間
私はこの作品を創る時に、「籠る」「多様性を想う」「生命そのものの光」ということを意識して、AIと一緒に絵を描いていきました。
いつも一人で過ごすことが多い自分ですが、それでも何かしらの雑事に追われて、なかなか自分の芯の部分と向き合うのは難しいです。
まずは、独り洞窟の中に籠って、静かに心の奥まで沈んでいく様子を描いてみました。
多様性を想う
それからその一人の人間が、日なたで穏やかに暮らすイキモノたちを想い願う様子を灯したろうそくの火の中に視ている様子を描いてみたんです。
結果的にろうそくの光をみつめながら、自分はこの世界の一部だと考えている人の様子を描きました。
悩んだのは、先に出していた、日なたの多様なイキモノたちをどうやって同じ空間に描こうかという点でした。
一枚の絵に描くのは難しいこともあるなぁと悩みつつ、光そのものの中にはその想いは入れずに、光の周りに多様な世界をちりばめてみました。
これを動画にしてみせるのも面白いかもしれないと思い、Procreateのアプリについている作業工程ビデオやレイヤーごとの画像を切り取って、動画も作ってみました。
Capcutというアプリを使ってTikTokで表現しています。
生命そのものの光
自分は、イキモノそれぞれの生命は光に宿ると思っています。
誰に教わったわけではないのですが、そう感じることが多いです。
神さまにお詣りするとき、教会で祈りをささげる様子を拝見する時、食事の時間を始める時に、蝋燭に火を灯すのをよく見かけてきたからかもしれません。
心から通じ合いたいと願うとき、私はその火に生命の光が宿る気がしています。
大地の一部になる
年明け早々、地震で大勢の方々が大変な状況にいます。
自分は支援を送るだけですが、それでも何かお役に立てないか、考えることが多いです。
加えて、自分のいる場所もいつどうなるかはわからないな、と思いながら過ごしています。
それによって不安や心配が大きくなることもありますが、自分もこの地球の一部、大地の一部なのだと受け入れて、できることを積み重ねていくようにしています。
独りだけれど、どこかで何かと繋がっている感じをイメージしながら仕事に向き合っています。
TikTokで声と動画のブログ配信
この作品紹介をしながら、日々考えていることをブログ発信するようにTikTokで配信しています。
声だけのStand.fmも配信中です。
先日お詣りにいった行縢神社の話、今が旬で美味しいブロッコリーの話もしています。このブログと合わせて、ぜひご覧くださると嬉しいです。
Instagramでカレンダー公開中
2024年のカレンダーを苺いち絵で制作し、昨年支援を頂いた皆さんにはフィジカルグッズとして配布しました。
デジタルデータとしてはInstagramで毎月投稿していこうと思っています。
少し思いつくのが遅くなってしまったので、1月、2月は一緒に投稿しています。
よかったら、画像を取り込んでデジタルカレンダーとしてご利用ください。
3月以降は、月初めに投稿していこうと思います。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
皆さま、どうか 健やかに 穏やかに 佳い時間をお過ごしください。
また次の記事でお会いできれば幸いです。
苺いち絵 Emi